林道後のメンテナンス

 

前回のブログでは林道アタックのMax Fritzウェアのご紹介を致しましたが、

今回はそのメンテナンスについて詳しく書いていこうと思います。

 

さて、冒頭の写真はダートから復帰した時の汚れっぷりでございます。

 

 

まずは汚いものは玄関で、とりあえず脱ぎます!

部屋に持ち込まない!

それにしても汚いなぁ!

 

 

林道アタックにレザーパンツ!!!?と不思議に感じた方もいらっしゃるかと思います。

私なりに理由がありまして・・・・

まずはこのパンツ、「ハーフレザースクランブルパンツ」という商品名でございます。

スクランブルっていうくらいなので。ダートにも持ってこいなわけです。

「一般的な革パン」をイメージされているならば、このあり得ない運動性の高さにも驚かれると思います!

 

そして、泥汚れに強いんですよね。

泥汚れって、洗濯洗剤でなかなか落としきれないのですけれど・・・

この子はレザーなので。拭けばよいんです。

食器用中性洗剤を含ませた濡れ布巾で拭けばOKです。

 

 

それでもって、洗濯機に入れてしまえばよいのです。

 

「嘘でしょ!?」と思う方も多いですよね。

Max Fritzのレザーパンツは、本牛革をウォッシャブル加工を施して製品化しておりますので、洗濯機で洗っていただけるのです!

 

泥んこになっても、怖くないのであります!!!

 

 

林道は行かないよ、という方でも、トンネルの泥はねが気になる方も多いと存じます。自宅で洗えるって、かなりお手入れがラクチンですよ。

(ちなみに、普通コースでお洗濯しています。柔軟剤はレザーの皺に残る場合があるようなので、私は入れていません。)

 

 

洗ったあとは、すぐに洗濯機から出してくださいね。

バイクウェアに限らずどの衣類でも、濡れているとほかの衣類に色移りする事があります。

 

形を整えて、色抜け等が気になる場合は陰干しが望ましいと思います。

わたしは一度浴室に干してから

そのあと物干しにかけています。(室内干し)

 

 

MFP-2352 ヒートガードハーフレザーパンツ

 

こちらが現行品でございます。写真はブラウン。旧商品よりも落ち着いた色味です。

ブラックとの2色展開です。型紙もマイナーチェンジしており、股下のハギをなくしているので更に動きやすくなっております。

 

 

そして、ウェアだけでなく、車両のメンテも。

泥は洗車場でしっかり落として、泡洗車してます。

(水圧を調節できる洗車場で、低圧にしてます)

車体の仕上げは、私はヴィプロス社の「クリーンイノベーター」を使用しています。匂いがあまりしないので、すごく気に入っています。

 

 

クリーンイノベーター、当店でももちろんお取り扱いさせて頂いておりますが、ツーリングサイズもありますので、シールドに虫がついた時用にも役に立ちます。

虫がめちゃくちゃキレイに取れますよ!

 

 

そして、私が一生懸命パニアケースに塗りこんでいるのは、ラナパーです。

「レザートリートメント」なので、革に使うのが一般的なイメージですよね。

勿論、革にも使います!

透明ですし、蜜蝋やホホバオイルを使用したドイツ製のものなので、変なにおいもなく使いやすいです。

化粧品品質のものしか配合していない徹底ぶりは、「お肌(革)の保湿」というイメージです。

 

「べたべたする」という声もあるようですが、それは塗りすぎです。

数か所にトントンしてから伸ばすのが良いと思いますよ。

塗りすぎると、革がすごく柔らかくなってしまうのと、雑菌が繁殖して革の品質保持にも良い事がありませんので、気を付けてください。

 

 

革にも、ファスナーにも、家具にも、プラスチックやダッシュボードにも使えるのがラナパーの凄いところ。

説明書を読むと、「だいたい使える」んですよ。

 

 

そんなわけで、私はパニアケースのメンテは、ラナパーで実施しています。

「黒くて古いもの」って、黒が抜けてきちゃいます。

ラナパーは艶を戻してくれて、撥水もできるのでとても良い感じです。

 

 

ラナパーも当店でお取り扱いしておりますので、興味のある方は是非お手にとってみてください。

(¥3300-)

 

 

 

以上、林道アタック後のおかたつけ編でした!